漆喰補修工事

roof

漆喰補修工事とは?

漆喰が剥がれ落ちた部分の葺き土の表面に
新しく漆喰を塗り直して補修する工事

瓦屋根は堅牢でメンテナンスに手がかからないことから、根強い人気があります。
漆喰は瓦同士の隙間を埋めたり、雨水の侵入を防いだりする役割を持ちますが、紫外線や雨風の影響で劣化していくので、適宜メンテナンスをしていく必要があります。
漆喰が剥がれ落ちた場合、そこから雨水が家に入ってしまう可能性があり、状況によっては漆喰補修工事が必要になります。
補修工事には、残っている漆喰を剥がして新しく漆喰を詰め直す「漆喰詰め直し工事」や、棟瓦を取り外したうえで漆喰の詰め直しを行う「棟積み替え漆喰詰め直し工事」があります。

漆喰補修工事

このようなことで困っていませんか?

  • 屋根の漆喰が傷んでいる
  • 瓦がずれている
  • 屋根の状態が心配
  • 天井から雨漏りしている

屋根漆喰の耐用年数

瓦の寿命が長いもので50~60年ですが、
漆喰は20年前後で剥がれ落ちたり朽ちたりしてくるのが一般的だといわれています。

漆喰の種類

瓦屋根にはもちろんですが、外壁にも漆喰は使用されます。
漆喰というと和風なイメージや日本伝統のイメージが強いかもしれませんが、
漆喰は大きく分けると「和漆喰」と「西洋漆喰」の2外壁にも漆喰は使用されます。
漆喰というと和風なイメージや日本伝統のイメージが強いかもしれませんが、
漆喰は大きく分けると「和漆喰」と「西洋漆喰」の2種類に分けられます。
また、和漆喰の中でも大きく5種類の漆喰に分けられます。

本漆喰 一般的な漆喰のことです。瓦・石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなどに使用される素材で、お城や蔵の壁にも使われてきました。
塩焼き消石灰・麻すさ・海藻(ふのり)・水を混ぜて作られ、耐火性・耐水性に優れています。
土佐漆喰
高知県で作られてきた漆喰で、塩焼き消石灰と3カ月以上発酵させたワラを混ぜて作られています。
最初は黄味がかった白色ですが、紫外線に当たると徐々に白くなっていきます。とても丈夫な漆喰で、かまどなどにも使われています。
琉球漆喰 沖縄で屋根の瓦止めとして使われている伝統的な漆喰です。「ムチ」「ムチ漆喰」とも呼ばれ、生石灰とワラと水で作られています。
「ムチ」は、お祝いで食べるお餅(沖縄の言葉で「ムチ」)に由来しています。
既調合漆喰 漆喰メーカーが製造した漆喰製品を指します。原料には塩焼き消石灰と麻すさ、海藻のり、炭酸カルシウムなどが配合されています。
そのほか、合成樹脂・化学繊維などを用いた既調合漆喰も登場しています。
  • 和漆喰とは

    和漆喰とは

    和漆喰とは、日本の原料を元に日本で作られた漆喰のことで、貝灰石灰、すさ、海藻のり、骨材などの原料でできています。
    古墳内の壁面の保護やお城の外壁、内壁の被覆、防水を目的に古くから使用され、泥壁の土の剥がれを防ぐ為に土壁面を漆喰で固めて保護するようになったのが漆喰の始まりと云われています。
    和漆喰そのものにはあまり強度はなく、内外壁の化粧材として使われることがほとんどのようです。

  • 西洋漆喰とは

    西洋漆喰とは

    西洋漆喰とは、ヨーロッパで生まれた漆喰で、「スペイン漆喰」「イタリア漆喰」「フランス漆喰」などがあります。
    西洋漆喰の歴史も古く、古代エジプト時代から使用していたとされています。
    ヨーロッパは石の文化とも言われ、建物の耐久性や持続性は100年住み続けることができるっというのが一般常識で、西洋漆喰のパビスタンプ/レビスタンプも100年以上の耐久性があります。
    生石灰を焼いて消石灰を作り、この消石灰に骨材、疑集剤、保湿剤、防水剤、無機の換気剤、塑像剤、色素、セルロースファイバー等の材料を使って、多孔質の壁層を形成します。

  • 和漆喰と西洋漆喰の違い

    和漆喰は内壁の被覆や防水を目的としているのに対し、西洋漆喰の場合は多孔質の壁層を形成するのが目的です。日本の場合は木造建築で、柱や梁が骨組みとなり家の構造を担っていますが、西洋建築は壁全体が構造材となるのです。
    そのため、西洋建築では壁を分厚くする必要があり、和漆喰は2~3mm厚さで綺麗に仕上げることができ、西洋漆喰は外装の場合は50mm位まで塗り厚みを出すことが可能です。内装の場合でも2.5~5mm程度塗ります。
    西洋漆喰は蓄熱効果、保温効果、調湿効果が、日本の、どの漆喰よりも非常に高く、大気中のCO2を吸収して硬化し、経年変化と共に徐々に石のように固くなります。

メリット

漆喰補修工事を行うことで、漆喰の剥がれが原因となる雨漏りを防ぐことができます。
また、瓦に隙間があると瓦がずれたり落下したりする危険性もありますが、漆喰でしっかり固定することで防止できます。
そのため、地震や強風対策としても有効です。瓦がずれると美観も損なってしまうので、漆喰で固定することで美しい瓦屋根を実現できる点もメリット。
そのほか、漆喰で隙間を埋めることで鳥・ネズミなどの侵入を防ぐことにもつながります。

工事費目安

25坪2階建ての場合

工事費都度見積もり+足場代 約20万~28万円(消費税別途)

屋根の面積を求める方法

屋根の面積を出すには、本来図面が必要ですが次の方法でおおよその面積を割り出すことができます。どれくらいの費用がかかるか概算する際の参考にしてください。

緩勾配か急勾配かで係数が変わりますが、図面がない場合は見た目の印象のおおよその傾きで構いません。

屋根の面積を求める方法(緩勾配)
屋根の面積を求める方法(急勾配)

Waterproof work

防水工事

CONTACT

お問い合わせ

078-881-7751

家の漏水のお悩みや
防水対策は、
延べ3,000件以上
実績を持つ

ティオにお任せください。