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換気扇の水漏れが発生したら?原因と対処法を徹底解説

2024年09月02日

「換気扇から水が漏れている…」そんなトラブルに直面したらどうしますか?実は、結露や施工不良など、いくつかの原因が考えられます。

この記事では、換気扇の水漏れの原因を明らかにし、その対処法や予防策についても徹底的にご説明します。

換気扇の水漏れが発生したら?原因と対処法を徹底解説

換気扇の水漏れが発生する主な原因5つ

換気扇の水漏れはさまざまな原因で発生しますが、早期発見と対策が重要です。

ここでは、主に考えられる5つの原因を解説し、それぞれの対策を紹介します。
問題に応じて適切な対応を行いましょう。

結露による水滴の発生

換気扇内部で温度差が生じると、結露が発生しやすくなります。
特に冬場や湿気の多い場所では、外気と室内の温度差が大きいため、水滴が換気扇やダクト内に溜まりやすくなります。
この水滴が換気扇を通じて落ちてくることが、換気扇の水漏れの一因です。
結露を防ぐためには、通気を確保し、室内の湿度管理が大切です。

ダクト内の詰まりや損傷

換気扇から外に繋がるダクトが詰まったり、損傷した場合も水漏れが発生することがあります。
ホコリや汚れが溜まることで、ダクト内で空気が循環せず、湿気が溜まりやすくなり、結露が発生しやすくなります。
この場合は定期的にダクトを清掃することが重要です。

換気扇内部の腐食

長期間使用している換気扇は、内部の金属部分が湿気により腐食しやすくなります。
腐食が進むと、換気扇内部に水分が溜まり、そこから水漏れが発生することがあります。
特に錆びやすい場所は、ファンの周辺や金属製のパーツです。
腐食を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要で、状況によっては換気扇の交換も検討しましょう。

屋外からの雨水侵入

換気扇のダクトや排気口が屋外に設置されている場合、雨水が侵入して換気扇内部に水が溜まることがあります。
特に、外壁や屋根に防水処理が不十分な場合や、排気口のカバーが破損している場合に雨水が入り込みやすくなります。
これを防ぐためには、外壁や屋根の防水処理の確認と、排気口カバーの点検が必要です。
定期的に排気口や換気扇周辺のメンテナンスを行い、雨水侵入を防ぐことが重要です。

施工時の初期不良

換気扇設置時の工事が不十分だった場合、初期不良が原因で水漏れが発生することがあります。
例えば、ダクトの接続が甘かったり、防水処理が正しく行われていなかったりすると、結露や雨水の侵入によるトラブルが発生しやすくなります。

このような初期不良を防ぐためには、信頼できる施工業者を選ぶことが大切です。
また、工事完了後には、必ず施工内容を確認し、不具合がないかチェックしておくと安心です。

換気扇の水漏れに対する基本的な対処法

換気扇の水漏れを放置すると、建物内部への水害やカビの発生などの二次的な被害を招く可能性があります。
早めの対処が必要です。

ここでは、基本的な対処法をより詳しく紹介します。

結露を防ぐための通風対策

結露が原因で水漏れが発生する場合、通風を改善することで湿気を防ぐことができます。
まずは換気扇を常に運転し、室内の湿気を外に逃がすことが大切です。
窓を開けて通気を確保することで、湿度の上昇を抑えることが可能です。
また、結露が発生しやすい場所には断熱材を取り付けることで、温度差を減少させ、結露の発生を防ぐことができます。

屋外の防水対策の確認

屋外から雨水が侵入して換気扇に水漏れを引き起こすことがあります。
この場合、屋根や外壁の防水対策が不十分なことが原因です。
まずは、屋根の排水溝や外壁のひび割れなどを確認し、防水シートやシーリングを適切に施して、雨水が侵入しないようにします。
雨が降った際に定期的に確認することで、雨水侵入を防ぐことができます。

専門業者への修理依頼

自分で対処が難しい場合は、専門業者に修理を依頼するのが最も安心です。
特に、換気扇内部の腐食やダクトの損傷などが原因の場合、プロによる修理が必要です。
業者に依頼する際は、問題箇所を正確に伝え、見積もりを取ることが大切です。
また、業者に依頼することで、保証期間が設定されている場合もあり、長期的な安心感を得られます。

保険適用の有無を確認する手順

換気扇の水漏れが発生した場合、火災保険や家財保険が適用されるかどうかの確認も忘れずに行いましょう。
まず、加入している保険の契約内容を確認し、雨漏りや水害がカバーされているかをチェックしましょう。

次に、保険会社に連絡して具体的な適用条件や必要な手続きを確認します。
修理業者に見積もりを依頼し、保険会社に提出することが一般的です。

換気扇の水漏れを防ぐための予防策

水漏れを未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスと適切な換気扇の使用が欠かせません。
ここでは、換気扇の水漏れを予防するための具体的な方法を紹介します。

定期的な換気扇の清掃

換気扇やダクトにホコリや汚れが溜まることで、通気が悪くなり、湿気がこもりやすくなります。
そのため、定期的な清掃が非常に重要です。

フィルターやファン部分を取り外して掃除し、ダクト内もできるだけ清掃することで、結露や水漏れの原因を防ぎます。
掃除は3〜6か月に一度行うのが理想です。

適切な換気扇の使用と設置場所の見直し

換気扇を適切に使うことも、水漏れを防ぐために重要です。
使用頻度やタイミングに注意し、湿気が溜まりやすい時間帯には、長めに換気を行うようにしましょう。
また、設置場所が悪いと結露が発生しやすくなるため、必要に応じて設置場所の見直しも検討します。
特に、外部からの風や雨が直接当たる場所に設置された換気扇は注意が必要です。

まとめ:早めの対処で換気扇の水漏れトラブルを防ごう

換気扇の水漏れは、結露やダクトの詰まり、腐食などが原因で発生します。
問題が発生した場合は、早めに対処し、必要に応じて専門業者に依頼することが重要です。
また、日頃から定期的な清掃や適切な使用方法で、トラブルを未然に防ぐことができます。
安全で快適な環境を保つために、換気扇のメンテナンスをしっかり行いましょう。

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