お役立ちコラム

column

窓枠からの雨漏りの原因や対処法は?DIYでも修理はできる?

2023年09月29日

雨漏りは屋根から発生するイメージがありますが、窓枠からも雨漏りは発生します。
結露と見分けがつかない雨漏りもあるため、時間が経ってから気がつくケースも珍しくありません。
しかし、窓枠の雨漏りを放置するのは危険なため、見つけたら修繕が必要です。

この記事では、窓枠から雨漏りが発生する原因や対処方法、修理を依頼する業者の選び方を紹介します。

窓枠からの雨漏りの原因や対処法は?DIYでも修理はできる?

窓枠から雨漏りする原因3つ

はじめに、窓枠から雨漏りする原因を以下の3点から解説します。

・コーキングなどの劣化
・窓枠の歪みや劣化
・窓周囲の環境の悪化

窓枠から雨漏りがしている恐れがある場合は、上記に当てはまらないか確認しましょう。

コーキングなどの劣化

窓枠から雨漏りする最も多い原因が、コーキングの劣化です。
窓は壁に穴を開けてはめ込みますが、どうしても窓枠と壁の間に隙間ができます。
この隙間を塞ぐために用いられるのが、コーキングです。

コーキングは紫外線などによって10年程度で劣化します。
劣化して壁と窓の間に隙間ができれば、そこに雨水が染みこんで雨漏りが発生します。

壁の内部に、防水機能はありません。
そのため、コーキングの劣化によって生じた隙間が小さくても、雨が少しずつ染み雨漏りとなりがちです。

窓枠の歪みや劣化

家を建ててから年月が経つと、窓枠に歪みが生じる場合もあります。
大きな地震があったり、地盤沈下が進んだりすると、窓枠に歪みは生じやすいでしょう。
歪みから窓枠と壁の間に隙間が生じ、そこから雨水が浸入して雨漏りにつながる可能性もあります。

また、築年数が古い家の場合、窓枠が木製の場合もあります。
木製の窓枠は結露などによって腐食しやすいです。
腐食が進むと、どんどん歪みが出てきます。

窓周囲の環境の悪化

窓に異常がなくても、窓周囲の環境の悪化により窓枠周辺から雨漏りが生じる場合もあります。

外壁塗装の劣化で塗料に含まれる防水機能が衰え、壁に雨水が染みこむのはよくある例です。
窓枠のあたりから、雨漏りが発生する場合もあります。
窓枠周辺に大きなひび割れが生じていると、そこから雨が染みこみ、雨漏りが発生する場合もあるでしょう。

雨どいが落ち葉や土で詰まり、大雨が降った際に雨水がオーバーフローであふれ出る場合もあります。
激しい雨が短時間で窓枠にあたると、雨漏りのような症状が出る可能性も高まるでしょう。

窓枠の雨漏りするときの2つの修理方法

雨漏りが発生した場合、早急な修理が必要です。
ここでは、窓枠から雨漏りが発生した際の修理方法を2つ紹介します。

水漏れしないようつなぎ目の状態を見直す

窓枠に問題がない場合は、窓枠周辺のコーキングを打ち直すと雨漏りが止まります。
コーキングの打ち直しは、外壁修理の中ではポピュラーな方法です。
一緒に外壁塗装のやり直しをすれば、より効果的でしょう。

コーキングの打ち直しだけならば、修繕工事は1日以内に終わります。
外壁塗装のやり直しを行う場合は、7~10日ほどかかります。
どちらを選択するかは、修理業者と話し合って決めてください。

窓枠そのものを交換する

窓枠の劣化が激しい場合、窓枠そのものの交換をすすめられるケースもあります。
現在は、窓枠交換の方法も進歩しており、窓枠そのものの交換も1日程度で済むでしょう。
交換費用も数万円台です。

窓が大きかったり特殊な形だったりするイレギュラー対応には、お金がかかる可能性もあります。
雨漏りが窓から発生しているなら、窓枠交換のみで済むでしょう。

窓枠を交換する場合は、まず業者に見積もりを作ってもらいましょう。
必要ならば相見積もりも行ってください。

窓枠の雨漏りはDIYで修理可能?

窓枠の雨漏りは、DIYで応急処置が可能です。
雨漏りの被害がそれ以上広がらないようにタオルで窓枠を覆ったり、コーキングを追加したりできます。

しかし、根本的な雨漏り解決はDIYでは難しいでしょう。
雨漏りは、どこが発生源か判断が難しい場合もあるからです。

雨漏りが別の場所から発生しているのに、窓枠からと誤解してしまう可能性もあります。
DIYで一旦雨漏りが止まったら、その間に業者に依頼してしっかりと修理してもらいましょう。

窓枠の雨漏りを修理してくれる業者の選び方

雨漏りの発生源が分かりにくい場合は、雨漏り修理業者に依頼しましょう。
雨漏りの発生源がはっきり窓枠と分かっている場合は、窓修理に実績があるリフォーム業者を検討してもいいでしょう。

雨漏り修理業者は雨漏りのプロフェッショナルです。
分かりにくい雨漏りでも、発生源を突き止めてくれるでしょう。

リフォーム会社は住宅修理のプロです。
どうすれば、長持ちする窓枠修理ができるか相談に乗ってくれます。

まとめ

雨漏りは、屋根だけでなく窓枠からも発生します。
結露と見間違い、発見が遅れる恐れもあるでしょう。
たとえ少量の雨漏りでも、長期間続けば周囲の壁が腐食しやすくなり、家そのものの寿命も短くなります。

雨漏りは放置しておくほどに、修理が大がかりになって修理費用もかさみます。
雨漏りかな?と思ったら、できるだけ早く業者に検査を依頼しましょう。

雨漏りは、自然には絶対に治りません。
DIYでも根本的な修理は難しいので、雨漏りを治したい場合は、業者へ素早く依頼を行ってください。

CONTACT

お問い合わせ

078-881-7751

家の漏水のお悩みや
防水対策は、
延べ3,000件以上
実績を持つ

ティオにお任せください。