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雨音がポタポタうるさい原因とは?対策方法や費用も解説

2024年05月08日

「雨音がポタポタとうるさいけど、何が原因だろう…?」

雨が降っているとき特有の、ポタポタ音が気になる方も多いでしょう。
雨漏りなのか、屋根や天井でトラブルが発生しているのか不安に感じる方もいるかもしれません。

今回は、雨音が気になっている方に向けて、ポタポタ音が聞こえる原因や対策法を解説します。

 

雨音がポタポタうるさい原因とは?対策方法や費用も解説

雨のポタポタ音がうるさい2つの原因

雨が降っているときに、ポタポタと音が聞こえる原因は以下の2つです。

  • 老朽化や設備の不備による雨漏りのケース
  • 害獣や寒冷地など雨漏り以外のケース

それぞれ見ていきましょう。

 

①老朽化や設備の不備による雨漏りのケース

最初に考えたいのは建物の老朽化や、設備不良に起因するケースです。
以下の3つを確認してみましょう。

  • 屋根・外壁・サッシから雨漏りしている
  • 断熱材が濡れている
  • 木材やボードが腐食・カビが生えている

雨漏りを放置すると建物の内部にしみ込んでしまいます。

結果的にカビやシロアリがなど二次被害が発生し、建物の寿命を縮めてしまうでしょう。
確認できた段階で、すみやかに修繕する必要があります。

 

②害獣や寒冷地など雨漏り以外のケース

害獣や寒冷地で起きる問題も、ポタポタ音の原因として考えられます。
以下の3点も確認しておきましょう。

  • 害獣の侵入による糞尿
  • 寒冷地で冬期間に発生する結露
  • 水道管からの水漏れ

ネズミやイタチなど、害獣の侵入による糞尿が原因の場合もあります。
害獣駆除は法律でも定められているため、自己判断せずに業者に依頼しましょう。

 

寒冷地では冬になると結露ができるため、ポタポタと音が聞こえる場合もあります。
ほかには水道管からの水漏れは、破裂している可能性も考えられます。

経年劣化や地震・凍結が原因で水道管が破裂した場合は、早急に修理を依頼してください。

 

雨がポタポタうるさい状況を改善する4つの方法

雨がポタポタうるさい状況を改善する4つの方法を紹介します。

  1. シートや下地を入れる
  2. 雨樋の詰まりや破損を修理する
  3. 屋根の素材・塗装を変更する
  4. 専門業者に調査と修理を依頼する

音がうるさい状況を改善するには、原因に応じた対処が必須です。
順に解説していきます。

 

①シートや下地を入れる

庇(ひさし)が原因でポタポタと音がする場合は、静音シートや人工芝を設置しましょう。
応急処置ではありますが、状況が改善される可能性があります。

屋根が原因で雨音が気になるのであれば、断熱材などの下地を入れてください。
下地を入れると音や振動を軽減する効果が期待できます。

 

②雨樋の詰まりや破損を修理する

雨樋の詰まりや破損が原因のケースも多く見られます。

雨樋は落ち葉など、ゴミが溜まりやすい場所です。詰まってしまうと、雨水を溜めきれずに溢れてしまいます。
落ち葉ネットをかけておき、こまめな清掃を心がけてください。

 

経年劣化により、雨樋が破損しているケースもあります。
紫外線や熱、台風などの影響を受けて、歪みが生じる場合もあるでしょう。

雨樋の詰まりや破損には、部品を取り換えるなど迅速な処置が必要です。
放置してしまうと住宅の壁面にクラックが発生し、二次被害が出るリスクも理解しておきましょう。

 

③屋根の素材・塗装を変更する

屋根の素材がトタンや金属の場合、雨音が大きくなる傾向があります。
音の響きやすい素材を使用しているときは、屋根の葺き替えか重ね葺きを検討してもよいでしょう。

 

重ね葺きは、既存の素材の上に新しい素材を乗せる方法です。
防音や断熱効果の高まりが期待できます。

また、屋根の角度や場所を変えると、音が軽減される場合もあります。
大規模なリフォームが難しければ、防音効果のある塗装を塗り直して振動を防ぐのも有効な手段です。

 

④専門業者に調査と修理を依頼する

天井や屋根の状況をチェックするのが難しい場合は、専門業者に調査と修理を依頼するのも一つの方法です。

音の原因を突き止めたとしても、自力で修復するのが難しい場合もあります。
特に、水道管や害獣が原因の場合は、自力での修繕はほぼ不可能です。

また、原因が複数あるケースも考えられるため、専門業者に調査と修理をまとめて依頼するのが効率的です。

 

雨のポタポタうるさい原因を業者に調査する際の費用相場

業者に修理を依頼した際の費用相場を表にまとめました。

修理箇所

費用相場

屋根

コーキング 5万円~20万円

屋根材の交換 80万円~200万円

雨樋の修繕

5万円~30万円

窓枠やサッシの交換

5万円~25万円

雨漏りの検査方法には、散水調査・ガス調査・電気抵抗検査・赤外線検査・発光検査などがあります。

音の原因が雨漏りだった場合の調査費用は、調査方法により費用相場は異なりますが、だいたい2万円〜50万円前後が相場です。

 

まとめ

雨がポタポタうるさい原因について解説しました。
音のうるさい原因は、屋根・天井や雨樋、水道管の破裂や害獣など複数に分かれています。

 

雨漏りの有無や雨樋のチェックは、自分でできるかもしれません。
ただし、自分で調べられる範囲は限られています。
動物が原因の場合も、自己処理するのは考えものです。

 

専門業者に依頼した方が、結果的に費用を抑えられる可能性があります。
雨が原因でポタポタと鳴る音が気になる方は、一度調査を依頼してはいかがでしょうか。

 

株式会社ティオでは、気になるポタポタ音の調査・見積もり作成にも対応しています。

見積もり作成は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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