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ベランダ防水の種類を解説!価格・寿命・適した用途も詳しく紹介
2023年02月22日
「ベランダ防水にはどんな種類があるのかを知りたい」
「ベランダ防水の種類が多くて、どれを選べばいいか分からない……」
上記のような疑問・悩みをお持ちの方はいませんか。この記事では、ベランダ防水の種類4つを詳しく紹介します。
記事を読めば各ベランダ防水の特徴・費用・寿命などを知り、自身に合った適切な工法を選択できるようになるでしょう。
施工業者の紹介も行っているため、現在ベランダ防水を検討している方は必見です。
ベランダ防水の種類4つを紹介
ここでは、以下4種のベランダ防水を紹介します。
● FRP工法
● シート工法
● ウレタン樹脂工法
● トップコート工法
それぞれの特徴や価格、寿命などを詳しく解説するので、防水を考えている方はぜひご覧ください。
1.FRP工法|特殊な防水繊維を敷く
特殊な防水繊維を敷き、その上から樹脂をながして固めるベランダ防水がFRP工法です。
全体工期 | 1~2日 |
寿命 | 5~12年程度 |
価格 | 平均的な10㎡のベランダで約10~14万円 |
傷みにくく、かつ軽量で建物に負荷をかけないメリットがあるのがFRP工法のメリットです。
しかし、メンテナンス頻度が高く木製・金属製の床には施工できないデメリットもあります。
2.シート工法|塩ビ・ゴムのシートを貼る
厚さ1~2mm程度の塩ビ製やゴム製のシートを床面に貼り付ける防水工法です。
下地を作り防水シートを敷き、熱で溶着させて完成させます。
全体工期 | 2~4日 |
寿命 | 15~20年 |
価格 | 平均的な10㎡のベランダで8万5,000~12万円 |
日差しに強く目視で異常が確認しやすい施工法ですが、凹凸のある床には施工できません。
施工には熟練した技術が必要なため、業者探しを念入りに行う必要もあります。
3.ウレタン樹脂工法|塗膜を塗り防水層を作る
液状ウレタンを重ね塗りし、防水層を形成する施工方法です。
全体工期 | 3~10日 |
寿命 | 7~15年 |
価格 | 平均的な10㎡のベランダで約9~13万円 |
どんな形状・面積・素材の床にも施工可能なのが、ウレタン樹脂工法の強みです。
しかし、経験豊富な職人に依頼をしないと失敗する恐れもあるため、業者は慎重に選びましょう。
4.トップコート工法|塗膜で既存の防水に強化コーティングをする
防水層を塗料で形成し、床にコーティングを行うトップコート工法は、唯一DIYが可能な防水です。
全体工期 | 2日程度 |
寿命 | 5年程度 |
価格 |
DIY:1万円 職人に依頼:5万円 ※平均的な10㎡のベランダの場合 |
DIYが可能で施工に技術力を必要としないため、どんな業者に施工依頼をしても安いのがメリットといえます。
しかし、寿命が5年程度と短いため、頻繁な塗り替えが必要な点には注意が必要です。
ベランダ防水の種類を選ぶポイント4つ
ベランダ防水の種類を選ぶポイントは、4つあります。
この章では各ポイントを詳しく解説し、適した工法も紹介するのでぜひご覧ください。
1.使い勝手を選ぶなら「FRP工法」
耐荷重性・耐摩耗性に優れたFRP防水の床は傷に強く、使い勝手がよい傾向にあります。
FPR工法を施工した床は歩き回っても剥がれにくく、重いものも問題なく置けるため使い勝手がよくなるでしょう。
洗濯を干す場所としてベランダを使ったり、家庭菜園などを行ったりする場合でも、FRP防水の床なら安心です。
2.維持費や寿命を重視するなら「シート工法」
長持ちが期待できるぶん、長期的な維持費も安くなるのがシート防水です。
寿命が15~20年とトップクラスに長いため、長期間張替えを行わなくてよくコスパに優れます。
ほかの工法では寿命が長くても10年程度となるため、維持費・寿命を重視するならシート工法を選びましょう。
3.床面に障害物や狭い箇所があるなら「ウレタン工法」
以下のようなベランダには、どんな床にも施工できるウレタン工法が適します。
● 床に凹凸が見られる
● 施工を邪魔する障害物がある
● 素材が特殊でほかの工法を適用できない
● シートの施工ができないほど狭い部分がある
ほかの工法では防水施工ができない場合でも、ウレタン工法なら問題なく施工を行えるケースが多いです。
4.DIYで施工をしたいなら「トップコート工法」
自身でDIY防水塗装を行いたいなら、トップコート工法を選びましょう。
市販のセット塗料を使えばだれでも簡単にDIY防水が可能です。
もし塗料が劣化しても、塗膜を剥がし再塗装すれば問題なく使用できるのも、トップコート工法の強みでしょう。
業者を呼ばずとも気軽にDIY施工・塗り替えができるのは、この工法の魅力です。
選べるベランダ防水の種類を増やしたいならティオにご依頼を!
ベランダ防水の中には、熟練の職人にしか行えないような、高度なものも存在します。
高度な技術を必要とする防水を希望する場合は、無理にDIY施工を行わず業者に依頼をしましょう。
株式会社ティオは、さまざまなベランダ防水の施工を行える業者です。
しっかり下地補修工事を行ってから防水工事を施すため、より耐久性や防水性の高い防水を行えます。
塗膜防水工事やシート防水工事、シーリング工事、外壁補修工事など実績は多数です。
ベランダ防水を行おうと計画している方は、株式会社ティオにぜひ一度相談をしてはいかがでしょうか。
まとめ
ベランダ防水には特徴や施工価格、寿命が異なる4つの種類があります。
後悔しないためには各ベランダ防水の特徴・費用・寿命などを知り、自分に合った防水処理を選ぶ必要があるでしょう。
これからベランダ防水を検討している方は、ぜひ本記事を参考にし、自身のベランダに合った防水処理を施してはいかがでしょうか。