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屋根葺き替えの種類・費用相場を解説!価格を安くする方法も紹介

2023年02月18日

「屋根の葺き替えをしたいけど、どの工法を選択したらいいかわからない……」
このような悩みを抱え、屋根の葺き替え工事をできずにいる方はいませんか。
屋根の葺き替え材料にどれを使えばいいかわからず、資材選びに苦戦している方も多いでしょう。

この記事では、屋根葺き替えの工事方法や、建材の種類を詳しく解説します。
記事を読めば、自身に合った屋根葺き替えの工法・建材を選択できるようになるでしょう。
正しい知識を身に付け、屋根の葺き替え工事を上手に行いたい方は必見の内容です。

屋根葺き替えの種類・費用相場を解説!価格を安くする方法も紹介

屋根葺き替えの種類3つを解説

屋根葺き替えには、主に以下の3種類があります。

● 重ね葺き|既存屋根に新しい屋根材をかぶせる
● 葺き替え|既存屋根を取り除き新しい屋根を作る
● 部分補修|屋根の固定材や雨どいを修復する工事

以下で各葺き替えの種類を詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

1.重ね葺き | 既存屋根に新しい屋根材をかぶせる

既存の屋根に下地を作り、新たな屋根材をかぶせる工法が重ね葺きです。

● リフォーム費用を抑えたいとき
● 騒音などのトラブルを抑えてリフォームをしたい
● アスベストが飛散する危険性のある屋根をリフォームしたいとき

上記のような場合は重ね葺きをするのがよいでしょう。

2.葺き替え | 既存屋根を取り除き新しい屋根を作る

既存屋根を取り除き、新しい屋根を作り直すのが葺き替えです。
葺き替えを行うのがよい状況は、3つあります。

● 屋根の下地をしっかりと確認・修正したいとき
● 雨漏りなどの問題を根本から解決したいとき
● 建材の軽量化を行い耐震性を高めたいとき

しっかりと屋根の基礎を作り直したり、雨漏りや耐震性の虚弱さを解消したりしたいときに、葺き替えは使われる工法です。

3.部分補修 | 屋根の固定材や雨どいを修復する工事

屋根に関する以下の部分を補修する簡易工事を、部分補修といいます。

● 漆喰の補修
● 雨どいの修理や交換
● 棟板金や棟瓦の釘打ち直しや交換

葺き替えよりも費用は安く済むため、必要に応じ補修を行うとよいでしょう。

屋根葺き替えに使う資材5つを紹介

屋根葺き替えに使う、以下5つの資材を紹介します。

● 瓦
● スレート材
● ガルバリウム鋼板
● アスファルトシングル
● ジンカリウム鋼板

各資材の詳細を解説しますので、ぜひご覧ください。

1.瓦 | メンテナンスを行えば長い間使用できる

日本古来の屋根材として知られる瓦は、耐用年数が30~100年と長いのが特徴の建材です。
屋根の建材として使う場合、費用の相場は以下の通りです。

葺き替え 120~220万円
葺き直し 100~190万円
棟の取り直し 15~30万円
瓦の差し替え 1万5,000円~3万円/5枚
谷板金の交換 2万円~
漆喰補修 15~30万円

費用相場は高額ですが破損した瓦のみを取り替えたり、部分メンテナンスをしたりすれば長期にわたり使えます。

2.スレート材 | 色・デザインが豊富で耐震性に優れる

重量が軽いため、耐震性が高く施工可能な業者も多いのがスレート材の特徴です。

葺き替え 150~180万円
重ね葺き 80~120万円
塗装 40~60万円
部分の差し替え 2万円~4万円/1枚
棟板金の交換 15万円~30万円

耐用年数は15~20年と短いですが、価格が安いため屋根建材にすれば初期費用を抑えられます。

3.ガルバリウム鋼板 | 耐久性が高く耐用年数も長い

高い耐久性・耐候性を誇る、トタンに代わり注目されている鋼板がガルバリウム鋼板です。

葺き替え 160~200万円
重ね葺き 150~180万円
塗装 25~50万円
棟板金の交換 15万円~30万円

メンテナンスを行えば、25~30年の耐用年数を維持できます。

4.アスファルトシングル | 価格が安く防音性が高い

軽いため耐震性が高く、価格も比較的安価で施工しやすいのが、アスファルトシングルの特徴です。

葺き替え 80~150万円
重ね葺き 60~120万円
塗装 27~36万円

施工できる業者も多いため、屋根の葺き替えを依頼しやすいのも魅力でしょう。

5.ジンカリウム鋼板 | 耐震性が高く断熱効果に優れる

補修費用はやや高いものの、長時間塗り替えメンテナンスを必要としないのがジンカリウム鋼板です。

葺き替え 90~200万円
重ね葺き 70~100万円
棟板金の交換 15万円~30万円

耐用年数が30~50年と非常に長いうえにメンテナンス不要なため、近年注目されている素材です。

屋根葺き替えを安く済ませる3つのコツ

屋根の葺き替え工事を安く済ませるには、以下3つのコツを抑えましょう。

● 火災保険を利用する
● 補助金を申請する
● 自社施工の業者に葺き替え依頼をする

仲介業者を通さない会社に依頼をしたり、補助金や火災保険で費用を賄ったりすれば、屋根の葺き替えにかかるお金は抑えられます。

まとめ

屋根の葺き替えにはさまざまな工法があり、適した状況や素材も違います。
記事内で紹介した工法・素材の費用相場や特徴を参考にし、自宅の屋根を葺き替えてはいかがでしょうか。

屋根葺き替え業者の中でも、多数の工法に対応している業者が「株式会社ティオ」です。
葺き替えや棟板金の交換、塗装や補修をティオでは請け負います。

葺き替えだけでなく強度の上昇を行うメンテナンスも行っているため、ぜひ一度株式会社ティオへ屋根に関する悩みをご相談ください。

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